ひよこ豆のディップ Hommous(ホモス・フムス)

調理方法: フードプロセッサーを使う, フライパンか鍋を使う
コース: ソース・ディップ, 前菜・副菜
難易度: Beginner
人分: 4
季節: Suitable throughout the year
材料
  • 200 グラム ひよこ豆 (缶詰か乾燥したもの)
  • 175 ミリリットル タヒニ (日本の白練りごまでも代用できるようです。)
  • 100 ミリリットル レモン汁 (好みに応じて少量でもOK)
  • 5 片 にんにく (皮をむいてペースト状に潰す)
  • 塩 (少々)
  • 2 大さじ プレーンヨーグルト (お好みで使わなくてもOK)
  • 乾燥ひよこ豆を戻す場合
  • 水 (ひよこ豆の体積の3倍くらい)
  • 1 小さじ 重曹
  • 飾り付け
  • パセリ (お好みで細かく刻んだものを少々)
  • パプリカパウダー (お好みで少々)
  • オリーブオイル (できればエクストラバージン)
  • パンや細長に切った生野菜 (にんじんやパプリカなど)
  • 必要な器具
  • フードミキサー (ハンドミキサーなどでもOK)
日本で作る方向けのヒント
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    材料の量はイギリスで手に入る食材・種類を元に記載しています。

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    にんにく:日本のにんにくは少し独特の香りが強いので、好みで量を調整してください(詳しくは、基本の食材:にんにく参照)。

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    タヒニ:白練りごまなどでも代用できますが、タイプによって出来上がりが異なるので混ぜる時に調整してください。

  4. 乾燥ひよこ豆を使う場合の事前準備
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    乾燥ひよこ豆を使う場合は、小さじ1の重曹を混ぜた3倍の水に一晩浸けて おきます

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    一晩経ったら浸けておいた水を捨て全体をすすぎます。中くらいの大きさの鍋に水をたっぷり入れ、強火で10分ぐつぐつ茹でます。白い浮きかすが出てきたら取り除きます。その後、蓋をして中火で45分ほど湯でます。20分おき位に様子を見ましょう。もし水が少なくなっていたら熱湯を足します。ひよこ豆が柔らかくなったら火を止めます。

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    もしすぐにホモスを作らない場合、茹でた水につけたまま冷蔵庫で数日保存しておくこともできます。その場合、ホモスを作る前に温めなおしてから使ってください。

  8. 準備
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    にんにくは皮をむいてペースト状に潰しておきます。潰すのはスパイスクラッシャーなどで叩き潰すか、おろし金で擦りおろすのがおすすめです。

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    タヒニは容器の中でしっかり混ぜてから使います。

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    レモン汁をレモンから絞る場合は分量絞っておきます。

  12. 作り方
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    飾り付けに使うために、ひよこ豆を豆のまま大さじ2くらい避けておきます。茹でた水、あるいは缶の保存液は、あとでディップをスムーズにするために必要になるかもしれないので、1カップくらい残しておきます。

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    残りのひよこ豆の水気を切って、全てフードミキサーに入れます。次に残りの材料を全てフードミキサーに入れ、塩を少々ふります。

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    フードプロセッサーで、まずは低速で2分混ぜて、味見をします。必要に応じて味の調整をしてください。これを材料が均等に混ざって滑らかになるまで繰り返します。滑らかさの基準は、硬すぎず水っぽすぎず、マヨネーズくらいの滑らかさが目安です。もし硬すぎる場合は、とっておいたひよこ豆の茹で水やオリーブオイル、ヨーグルトを少しずつ入れて調整します。もし水っぽい場合は、タヒニを少し足して調整します。もし味見をした時に酸味やにんにくの味が強すぎるようだったら、ひよこ豆の茹で汁やオリーブオイルを少量ずつ足して調整します。にんにくの風味は時間が経つにつれ強くなるので、思ったよりも若干弱めだと思った味になります。

  16. 飾り付け
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    深さのある小さめのお皿を用意して盛り付けます(お茶碗くらいの大きさが目安)。スプーンの裏を表面に少し押し付けてお皿を回すといい感じの盛り付けになります(写真を参照)。とっておいたひよこ豆を数粒散らし、お好みで細かく刻んだパセリとパプリカを散らします。最後に、オリーブオイルを少量注いで完成です。

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    温めたパンや縦長に切った野菜と一枝に食卓に並べます。各自好みでホモスをすくって食べます。

  19. 保存方法
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    ホモスは数日間冷蔵庫で保存できます。暖かいまま食べると美味しいですが、保存した場合は常温で食べても美味しいです。私たちは大体600gのひよこ豆を一気に調理して保存容器(パイレックスがおすすめ)に入れて冷蔵庫に保管、その日の分だけ小皿に盛って食卓に出しています。

レシピ URL: https://jp.lebanesegarlicsauce.com/recipe/hommous/
このレシピの作者

フォンフォン

レバノンのベイルート出身。夫とイギリスに移住後、本格的にレバノン料理を学び始める。同時にイギリス料理をはじめとした各国料理、メイン、スイーツなど様々なレシピを習得。2003年にウェブサイトLebanseGarlicSauceを開設。現在はイギリスの田舎で日々新しいレシピや習得したレシピの改善に励んでいる。最近日本人の嫁と暮らし始め、和食に興味津々。鰻の蒲焼きと豚の角煮が大好き。

ゆきこ(ウェブ管理、翻訳、日本向けの追記・記事を担当)

日本の横浜出身。子供の頃から海外に興味があり、アメリカ、中南米などを旅する。イギリス留学を経て30歳を機にヨーロッパに移住。イギリス、イタリア、フランスで仕事をした経験を持つ。ウェブ系ITエンジニア・プロマネの職歴を活かし、2021年にLebaneseGarlicSauce - JPを開設。ラム肉のシャワーマが大好き。現在フォンフォンの指導の下、レバノン料理の修行中。

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