レンズ豆とお米のスープ Mjadarra(ムジャダラ)

人分: 4 難易度: Beginner
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ムジャダラは、伝統的なベジタリアンのレシピで材料はとてもシンプル。昔は貧しい人や四旬節の間(レント・受難節。イースターの前の日曜日を除く40日間、間嗜好品を避けたり食べるものを制限したりします)のクリスチャンの人々の食事でした。今でも、四旬節の間によく作っていますし、私の主人がムジャダラが好きなので、たまにランチに作り置きしています。

ムジャダラは温かくても、室温でも、冷たくても美味しく食べることができます。また、保存も冷蔵保存で3−4日できるなど、とても便利な料理です。パンや酸味のあるドレッシングを使ったサラダと一緒に食べると美味しいですし、私たちはよく輪切りにしたトマトをのせて一緒に食べます。

このレシピでは、シンプルに計量できるようにカップを使っています。

レンズ豆とお米のスープ Mjadarra(ムジャダラ)

難易度: Beginner
人分: 4
季節: Suitable throughout the year

材料

盛り付けなど

必要な器具

日本で作る方向けのヒント

  1. レンズ豆とたっぷりの水を鍋に入れ、塩を少々振ります。強火にかけ、沸騰したら火を中火に弱め、蓋をして柔らかくなるまで煮ます(約40分)。時々様子を見て、もし水が少なくなった場合は熱湯を足します。

  2. レンズ豆を煮ている間にたまねぎを調理します。フライパンでオリーブオイルを少し温め、みじん切りにしたたまねぎをを入れて中火で炒めます。時々混ぜて、たまねぎが濃い茶色になるまで炒めます。この時、焦げないように注意しましょう。

  3. レンズ豆が茹で上がったら、フードプロセッサーかブレンダーなどでペースト状になるまで混ぜます。

  4. 大きめのノンスティック加工がしてある鍋に、ペースト状になったレンズ豆と炒めたたまねぎを入れ、材料分の水、お好みでベジタブルストックを入れて混ぜ、塩と胡椒を少々振り、火にかけます。沸騰させた後、小〜中火で時々混ぜながら水気が減りドロッとした濃いスープ状になるまで煮ます。最後の方は熱くなった具が飛ぶこともあるので注意してください。

  5. 出来上がったら塩と胡椒を振って味を調整します。

盛り付け・出し方

  1. スープ皿に出来上がったムダッダラをよそいます。お好みで、輪切りにしたトマトをのせてもOKです。

  2. 一緒にパン、サラダ(ファトゥーシュやキャペツのサラダなど)を出すととてもよく合います。

保存方法

  1. パイレックスなどの深さのある容器に入れるか、深さのあるお皿に一人分ずつに分けラップをして、冷蔵庫に入れて保存します。

  2. 保存したムジャダラを食べるときは、温めるか、常温に戻すか、お好みで冷たいまま食べてもOKです。

このレシピの作者

フォンフォン

レバノンのベイルート出身。夫とイギリスに移住後、本格的にレバノン料理を学び始める。同時にイギリス料理をはじめとした各国料理、メイン、スイーツなど様々なレシピを習得。2003年にウェブサイトLebanseGarlicSauceを開設。現在はイギリスの田舎で日々新しいレシピや習得したレシピの改善に励んでいる。最近日本人の嫁と暮らし始め、和食に興味津々。鰻の蒲焼きと豚の角煮が大好き。

ゆきこ(ウェブ管理、翻訳、日本向けの追記・記事を担当)

日本の横浜出身。子供の頃から海外に興味があり、アメリカ、中南米などを旅する。イギリス留学を経て30歳を機にヨーロッパに移住。イギリス、イタリア、フランスで仕事をした経験を持つ。ウェブ系ITエンジニア・プロマネの職歴を活かし、2021年にLebaneseGarlicSauce - JPを開設。ラム肉のシャワーマが大好き。現在フォンフォンの指導の下、レバノン料理の修行中。

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